燻製の種類:温燻がおすすめ
温度:中程度の間接熱
パイナップルは燻製する際に高温で加熱すると果肉が乾燥しやすいため、中程度の間接熱を使用します。具体的な温度は燻製器の設定によって異なりますが、通常は80度程度が適切です。
時間:15〜30分程度
パイナップルの大きさや厚さによって燻製時間は異なりますが、通常は15〜30分程度が目安です。燻製器の中でパイナップルが煙にさらされる時間で風味を付けるため、適切なタイミングで終了させることが大切です。
材料▼
・新鮮なパイナップル
・燻製チップ(おすすめはフルーティーな木材)
・蜂蜜
・シナモンパウダー(任意)
手順▼
① パイナップルの準備
新鮮なパイナップルを皮を剥き、芯を取り除いて適切な大きさにカットします。食べやすい大きさに切ることをおすすめします。
② 燻製チップを準備
燻製器を使用する場合は、燻製チップを水に浸してしばらくおき、水気を切ります。これにより燻製チップが燻製中により長く燃え続けます。
③ パイナップルに風味を付ける
パイナップルのカット面に薄く蜂蜜を塗り、シナモンパウダーをまぶします(任意)。
④ 燻製器で燻製
湿った燻製チップを置きます。パイナップルを燻製器の中に置き、蓋を閉じて中程度の間接熱で燻製します。燻製の時間はパイナップルの大きさによって異なりますが、通常15〜30分程度が目安です。
⑤ 風味を楽しむ
燻製が終わったら、蜂蜜とシナモンの風味がパイナップルに染み込んでいます。そのまま食べても良し、アイスクリームやヨーグルトにトッピングして楽しむのもおすすめです。
【POINT】
より燻製を美味しく楽しむための一手間
燻製の手順の中にもある「燻製チップを水にさらす」
この工程は、抜かしていただいても問題はないのですが、燻製を行う際の煙の均一具合などに影響がありより燻製をお楽しみいただける一手間としてKIWAMIYA亭では、ご提案しております。
燻製チップを湿らす手順は、以下の通りです。
燻製チップを水に含ませる方法
1.チップの用意チップを小さなボウルや容器に入れます。
2. チップを入れた容器にチップが水に浸る程度の量の水を追加
3.チップが水を浸透させる時間は、通常15分から30分程度
4. チップが十分に水分を吸収したら、余分な水を排除します。手でチップを軽く絞ったり、水気を取り除くためにペーパータオルで拭く
《 パイナップルの燻製におすすめの燻製チップ 》
マンゴーウッド
フルーティーで甘い香りを持ち、パイナップルとの相性が良いです。
オレンジウッド
柑橘系の香りが特徴で、パイナップルに爽やかなアクセントを加えます。
パパイアウッド
トロピカルな香りを持ち、パイナップルの風味と相性が抜群です。
アップルウッド
甘い香りと果実の風味がパイナップルにマッチ。フルーティーな燻製を楽しむのに最適。
ヒッコリー
ナッツのような香りで、パイナップルの風味と調和。アクセントとして使うのに良い。
《 パイナップルの燻製におすすめアレンジ 》